アバター、やっぱり。


アバター
なぜそんなに騒いでるの?って感じでした。
3D映像ってことで、そこにものすごい期待してしまったのもよくなかったかも。
ただ、3Dは技術の話。
ストーリーや、映像の美しさは・・・というところが本筋だけど、
だけどっていっちゃう感じ。だからそう。
面白くなかった。


パクリというか、斬新なアイディアがあまりなくて、
ストーリー的に重要なところは、なんだろう?
ナウシカとか、アメリカの先住民の征服や、イラク戦争
いろんなものからちょっとずつネタを集めてます。
それがいけないことなわけではないんだろうけど、
私は素直に「面白い!」とは思えない。
なぜ今これ・・・?と。
飛行シーンがたくさんでてくるけど、その乗り物である生き物も
ドラゴンみたいすぎる。
そもそも、ほかの惑星の生き物が、あんなに人間に似ている設定。
仕方がないとはいえ、突っ込みたくなる心情が、映画を楽しむ気持ちを邪魔してくる。


こんなにヒットしているのは、3D映像のおかげ?
ストーリーを観て、人間のエゴを再確認すればいいのかしら。
中途半端にいい人間も描かれているところも、モヤモヤの原因かもしれない。


本当に、ゲームをみているみたいだった。
だれかがプレイしてる。
そう思えば映像すげえなあ、ですむような。


わざわざ言語を作った、と言ってるけど、
それすら目新しさはないように思う。
エスペラントが目指した世界標準語や指輪物語の世界の言葉など
やった人はいるでしょう。


初めてのことをしなければいけないと思っているわけでもないと思うんだけど、
普遍的な圧倒的な面白さからは
すこしずれたところでばかり勝負してくる感じでした。


感動する、心を動かす部分って
当たり前のことだったりする。
私の当たり前と、ジェームス・キャメロンとの当たり前が
少し距離があったかもしれない。


タイタニックは面白かったよ!