ハリーポッター 7巻 読み終わった・・・。


8月2日に読み始めた、ハリーポッター最終巻。
電子辞書片手に、10月26日、夜12時前位。


途中、あまりにひどい、と思って一瞬本を閉じたけど
そんなはずはない、ラストを信じよう、と思って読み進んだ。


最後の30ページのところで、電子辞書が電池切れ!
お前も力つきたのか・・・!いままでありがとう〜!電子辞書!!


ということで、最後は辞書なし、カンでなんとか読む。
ラストの章を最初に書いた、と作者が語っていた通り、
最後からさかのぼって、登場人物を、物語を構築した、というのを実感できるラスト。
セブルス・スネイプの活躍があまりにも少なすぎる!(スネイプ先生ファン)とは思うけど
余分を削りに削って、短くしたすえの7巻か。
ロンのファンなので、ロンが活躍するのは嬉しかった〜。
ロンや成長を実感する、(その他、ネビルやジニー、ルーナなども)
ちょっと、そんなことできるようになってたんだ!?
っていうくらいの大活躍でした。


ロンの普通っぽさ、無邪気さや、まっすぐなやさしさは
未熟だけど好ましい。
この暗い物語も、ロンのおかげで明るさを保っている。
ハリーは、抗いようのない運命に身を投じていかなければいけなかったけど
ロンとハーマイオニーは、彼の友達。
運命に選ばれたわけではなく、自ら、ハリーと友達になり、ハリーとともに戦うことを選んだ。
ロンとハーマイオニーこそすごい、と私は思っている。


児童文学界に、あきらかに一石を投じた大作となった。
せっかく原書で読む楽しさも知ったので、
また、1巻から、原書を読んでみるのも楽しそう・・・。