杉浦日向子さん

とんでもねえ野郎 (ちくま文庫)

とんでもねえ野郎 (ちくま文庫)


これは、肩の力が抜けまくった、とんでもねえ野郎の話。

一話描いて、さらにまたお願いされて一話完結の話を描いたので
なんかこう、練って練って描く、というのじゃなかったらしい。

それで、明治維新まであと5年、という時代設定にしたらしい。

サラリーマン的な下級武士の話。

この一冊で何回主人公が食い逃げしたか(笑)

まあまあ、いいじゃあねえかい。そんな感じでした。

江戸の暮らしぶりがいかに豊かだったか、まさに実感できてしまった。