三浦しをん
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/03/28
- メディア: 単行本
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でこぴーに借りて読んだ三浦しをんの作品の最後の一冊。
架空の町「まほろ駅」が主人公ってところでしょうか。
なんといってもタイトルと便利屋という設定、町、この3つがあわさって
いい味だしてます。
つくづく行天タイプの「飄々とした男」が好きな作家なのだなと思った。
そして、その町そのものが匂いをともなって漂う感じが好きだな、と思ったりもした。
直木賞らしい、大衆のほうを向いた作品。
この軽さときたら。
もう少し、もう少しだけ、どこかに重さがあったら私はもっと好きかも。
あらためて、これまで読んだ2作のこともふりかえってみると、
古書店業界を題材にした
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/05/25
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が、読後しばらくたってみて、印象に残っていたのだな、と気がついた。
読んですぐは、
- 作者: 三浦しをん
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の「島」の話のほうが面白いと思ったのに、逆転してしまった。
とりあえず、もう少しほかの作品も読んでみたい。