吉川の池


快晴。快晴だけどもまだまだ肌寒い。
日差しは春めいてるので、吉川の池のベンチに座ってあったかいお茶を一口。



こはちんまりとした池のまわりのぐるりが遊歩道になっている。
持参した本を読みながら、散歩を開始。
妊娠も13週目に入り、ようやく日曜日に外にでてみる気になった。
家にこもってしまうと、私はほんとうになにもせず、本を読んで寝るのみ。
軽い運動はしたほうがよい、というのは
通常の生活でも、妊娠してようとおなじということなので、まずは散歩から。


午後1時すぎから歩き始める。
お供の本は


生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)


テレビで、この人がしゃべっていた内容に深く共感し、また感心していたので
ベストセラーとなったこの本も読んでみたかったもの。
だけど、妊娠によりやる気ががっくり低下していたので
今回ようやく読めることになった。
会社の近くにあるステキなちいさな本屋さん、J style booksさんで購入。
ここは本当に読みたいものがおさえてあるなあ。


池のまわりを一周まわってきては、ベンチに腰をおろし、そこにおいておいたお茶をごくり。


と、昼寝ネコ発見。
日差しのなか、腹をだしてねている。
大丈夫か。そんな無防備で。


もう一周してきたら、ネコが起きてしまった。
私が写真撮ったから?
向こう岸で、ネコが歩き出している。すまぬ。


また本を読みすすめ、ベンチで一服していると
ネコも遊歩道の外側の芝生内を、私とおなじ方向にまわって歩いてくる。
ちょっとずつ。点検しながら。


ほ〜。と思ってみていたら、猫の寝ていた向こう岸から、
ベンチのある側まで1/4周ほど歩いてきた。
そこで動かなくなったので、こちらはこちらで散歩再開。



ときおり風が強く吹いて、枯れ木の葉がさわさわ・・・。
目を閉じると、音と風でさわさわ・・・。


足元には、私の好きな青いやつ。



本のほうは、ニューヨークに渡った著者の研究者仲間で、変わり者と仲良くなったくだり。
ぐるぐる歩き回って、そろそろ疲れてきたな、猫どこいった?
と思ったら、水辺に!



ヤツは本気だ。
思わず走って戻ってしまった。
水にビクビクと手をつけてみたりもしつつ、おしりを振って、カルガモ?に狙いを定め。
だけど鳥はみーんな安全な水の中。
1.5メートル位離れたところでくつろいでいる様子。


くしゃみばっかりしていた野良猫。
今日のごはんにはありつけたのかなあ。


追伸。

この日はこのあと、春一番が吹き荒れて、
東京は茶色く染まった。
転変地異かと思ってものすごい怖かった。
螺旋に巻き上がる砂煙!首都高の右は茶色くて視界不良。
左はまだ普通のうす曇。


いやあ、こわかった・・・。