吉川の池
快晴。快晴だけどもまだまだ肌寒い。
日差しは春めいてるので、吉川の池のベンチに座ってあったかいお茶を一口。
ここはちんまりとした池のまわりのぐるりが遊歩道になっている。
持参した本を読みながら、散歩を開始。
妊娠も13週目に入り、ようやく日曜日に外にでてみる気になった。
家にこもってしまうと、私はほんとうになにもせず、本を読んで寝るのみ。
軽い運動はしたほうがよい、というのは
通常の生活でも、妊娠してようとおなじということなので、まずは散歩から。
午後1時すぎから歩き始める。
お供の本は
- 作者: 福岡伸一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/05/18
- メディア: 新書
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テレビで、この人がしゃべっていた内容に深く共感し、また感心していたので
ベストセラーとなったこの本も読んでみたかったもの。
だけど、妊娠によりやる気ががっくり低下していたので
今回ようやく読めることになった。
会社の近くにあるステキなちいさな本屋さん、J style booksさんで購入。
ここは本当に読みたいものがおさえてあるなあ。
池のまわりを一周まわってきては、ベンチに腰をおろし、そこにおいておいたお茶をごくり。
と、昼寝ネコ発見。
日差しのなか、腹をだしてねている。
大丈夫か。そんな無防備で。
もう一周してきたら、ネコが起きてしまった。
私が写真撮ったから?
向こう岸で、ネコが歩き出している。すまぬ。
また本を読みすすめ、ベンチで一服していると
ネコも遊歩道の外側の芝生内を、私とおなじ方向にまわって歩いてくる。
ちょっとずつ。点検しながら。
ほ〜。と思ってみていたら、猫の寝ていた向こう岸から、
ベンチのある側まで1/4周ほど歩いてきた。
そこで動かなくなったので、こちらはこちらで散歩再開。
ときおり風が強く吹いて、枯れ木の葉がさわさわ・・・。
目を閉じると、音と風でさわさわ・・・。
足元には、私の好きな青いやつ。
本のほうは、ニューヨークに渡った著者の研究者仲間で、変わり者と仲良くなったくだり。
ぐるぐる歩き回って、そろそろ疲れてきたな、猫どこいった?
と思ったら、水辺に!
ヤツは本気だ。
思わず走って戻ってしまった。
水にビクビクと手をつけてみたりもしつつ、おしりを振って、カルガモ?に狙いを定め。
だけど鳥はみーんな安全な水の中。
1.5メートル位離れたところでくつろいでいる様子。
くしゃみばっかりしていた野良猫。
今日のごはんにはありつけたのかなあ。
追伸。
この日はこのあと、春一番が吹き荒れて、
東京は茶色く染まった。
転変地異かと思ってものすごい怖かった。
螺旋に巻き上がる砂煙!首都高の右は茶色くて視界不良。
左はまだ普通のうす曇。
いやあ、こわかった・・・。