北斎展
江戸東京博物館にて
「北斎〜ヨーロッパを魅了した江戸の絵師」開催中。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/index.html
hiyoちゃんとDマンと三人で。
hiyoちゃんは杉浦日向子コミュにはいっていたし
江戸モノなら好きかな〜っと。
Dマンは土曜だけど仕事お休み。
私はあの二人のお邪魔ばっかりしているような・・・。
ま、いっか。
北斎の漫画本、挿絵、富岳三十六景。
ここらがステキすぎた。
肉筆の美人画もあったんだけど、
そちらよりも、最晩年の作、唐獅子がいい。
- 作者: 杉浦日向子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1996/12/01
- メディア: 文庫
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北斎主人公の漫画。
天才っぷりが見事に描き出されていてこちらも傑作。
この漫画の「北斎」が私の北斎。
「洒脱」な北斎は、遺された作品群もまた、洒脱。
漫画の「踊りの手順」の画。解説には「重心の位置が完璧」とあった。
それを踏まえて、その人物のおかしみ。
表情ゆたかに滑稽に。
版画の色彩もまたすばらしくて、
刷り手の技術、中間色のバランス感覚にうっとり。
富岳三十六景は、三十六じゃなくて40数点あることも知った。
発注元と相談してタイトルを決めて始めてみたら
人気がでたということらしい。
一気に作品をみたのが今回初めてだったので
覚えのない作品もたくさんあり、それぞれの構図の楽しさ、
洒落たデザインをみていると、
現在の広告デザインに通じるところがたくさんあった。
もう一回くらいいってもいいなあ。