北斎展

江戸東京博物館にて
北斎〜ヨーロッパを魅了した江戸の絵師」開催中。

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/index.html

hiyoちゃんとDマンと三人で。

hiyoちゃんは杉浦日向子コミュにはいっていたし
江戸モノなら好きかな〜っと。

Dマンは土曜だけど仕事お休み。
私はあの二人のお邪魔ばっかりしているような・・・。
ま、いっか。

北斎の漫画本、挿絵、富岳三十六景。
ここらがステキすぎた。

肉筆の美人画もあったんだけど、
そちらよりも、最晩年の作、唐獅子がいい。

百日紅 (上) (ちくま文庫)

百日紅 (上) (ちくま文庫)

北斎主人公の漫画。
天才っぷりが見事に描き出されていてこちらも傑作。

この漫画の「北斎」が私の北斎
「洒脱」な北斎は、遺された作品群もまた、洒脱。

漫画の「踊りの手順」の画。解説には「重心の位置が完璧」とあった。
それを踏まえて、その人物のおかしみ。
表情ゆたかに滑稽に。

版画の色彩もまたすばらしくて、
刷り手の技術、中間色のバランス感覚にうっとり。

富岳三十六景は、三十六じゃなくて40数点あることも知った。
発注元と相談してタイトルを決めて始めてみたら
人気がでたということらしい。
一気に作品をみたのが今回初めてだったので
覚えのない作品もたくさんあり、それぞれの構図の楽しさ、
洒落たデザインをみていると、
現在の広告デザインに通じるところがたくさんあった。

もう一回くらいいってもいいなあ。