東京国際映画祭

昨日は、ウェス・アンダーソン監督最新作、
ダージリン急行」を観て来た。

東京国際映画祭の特別招待作品になっていたので、
映画の始まる前に、
リリコねえさんと脚本家の鈴木おさむさん(森山中大島の夫)
の対談があった。
映画祭だからって、映画みるだけだよねー、と思っていたので
なんとなくもうけたよな気が。

それに、さらに特典が!
アメリカでは、you tubeのみで配信している
ダージリン急行」のサイドストーリー?な
短編映画を本編上映前にスクリーンで上映。
ナタリー・ポートマン、かわいいよお〜〜〜〜。
しかしオトナになって・・・。しみじみ。
中性的なカラダとぐりぐりのおおきい目は
まさにお人形。

ダージリン急行は、兄弟三人のインド旅。
鈴木おさむさんもいってたけど、
オープニングがいい。
そして俳優三人の顔が!
顔だけで物悲しく、おかしく、せつない。
ずるい系の顔をそろえてきてます。

映画のワンシーンワンシーン、どこをとっても
なにを観ても、ドキドキします。
雰囲気があるんですね。それを作り出しているのは
監督の細かすぎるぐらいの丁寧さと
「見えているもの」のせいでしょう。
こうしたい!こう描きたい!!っていうのが
明確なので、そこにたどりつくように作っていっている感じ。

タランティーノフランソワ・オゾンの画面にも
それを感じる。


音楽も服も、一切ノーセットで撮ったというインドの電車の感じも
本当にすばらしくって、これはまたもや
私のなかでは殿堂入り。