王と鳥を観る
宮崎駿と高畑勲が影響を受けたというフランスのアニメ作品。
1947年 「やぶにらみの暴君」
1979年 やぶにらみの暴君を下敷きに、「王と鳥」完成。
ジャン・グリモー監督。
のぶちんが久々に観たいといってきた映画。
蓮沼にスケートと海遊びをしにいこうかと思っていたけど、
昨日のぶちんが飲んできたので、午後出発。
なので、海は無理なので、映画に変更。
100点満点で45点。
これは、大人の為の寓話だ。
フランス映画だからなのか、寓話っぽい作りのせいなのか、
とても感覚的。
説明が一切なく話はすすんでいくので、まあなんとなくわかって観てる。
風刺のきいた、スパイスたっぷり、な内容。
話しの軸はまさに人間のゆがんだ社会を描いている。
王様って・・・。従者って・・・。弱者がいて・・・。
愛はそんな世界にもあって。
王さま〜!?どこいったの〜?いいの〜!?っていうのもあり。
ネタバレしたらまずいので書けませんが、結構私はそこは好きなくだり。
ラストは当時でいったらきっと、衝撃のラストだったのではないのかな??
今じゃ普通だけど。
あのメッセージを、宮崎駿は受け継いでいるのだなあ、と思った。
「避雷針泥棒」
1944年、ジャン・グリモー監督。
10分間の小品。
なにゆえ避雷針を泥棒???というシュールな話。
なんていうか、芸術作品だな、と思う。
話が面白い!ではない。私にとっては。
映像を楽しむ作品。