たくさん眠った1日

体調が悪いと、いくらでも眠れる。
まさに今日はそんな一日。
11時に起きてみて、今日は体調がよくないので、ヨガはお休み。
様子をみる。
そして、ご飯を食べたら、2時〜5時すぎまで、ソファでぐっすり。
目が覚めたら、夜になっていた。
ちゃんと、体力が回復しつつある感じがする。
ビタミン剤もここ三日は飲んでいる。効いてきたのがわかる。

昨日、おととい拾った本を読んだ。


熊谷突撃商店 (文春文庫)

熊谷突撃商店 (文春文庫)

12時過ぎかな、さいごの一章はもう号泣しながら。
とてもよかった。
というか、タイミングが。
ここで出会うべくして出会ったと本当に感じる。
20才とか、その位で読むのはまだ早かっただろうなあ、と。
そして、お正月の厄落としの際の西新井大師のお坊さんの説法、
人はみんな、綺麗な玉をもって生まれてきますが、毎日どんどん汚れていってしまう、
でも、それは意識すれば、綺麗にしていける、っていうお話、それと、
この日観たヨガの番組で吉川めいが話していたヨガ的な生き方?
だから、なんというか、東洋的な宇宙観や死生観、
それらが一体となって、熊谷突撃商店のラストでどーーっと、押し寄せてきた。
強く意識していると、ちゃんと、それらのものはやってくるのが、
面白いと思う。
意識しつづけているだけで、ちゃんと発見できる。
偶然もおこる。
それが必然だと思えたりもきっとしたりする。
本の内容は、松田優作の妻の、松田美由紀さんの母、キヨ子さんの話。
ねじめ正一のあとがきがまた、よかったと思う。
キヨ子さんのまっすぐさや、ただのいい人じゃない部分がにじみでて、
あとがきでもまだ泣いてしまった。
本人の希望が、読んだ人が元気になるような本にしてくれるなら、
話をしてもいい、ということだったらしい。
もう彼女は亡くなられているけど、キヨ子さんの人生を尊敬する。
圧倒的な生。