たくさん眠った1日
体調が悪いと、いくらでも眠れる。
まさに今日はそんな一日。
11時に起きてみて、今日は体調がよくないので、ヨガはお休み。
様子をみる。
そして、ご飯を食べたら、2時〜5時すぎまで、ソファでぐっすり。
目が覚めたら、夜になっていた。
ちゃんと、体力が回復しつつある感じがする。
ビタミン剤もここ三日は飲んでいる。効いてきたのがわかる。
昨日、おととい拾った本を読んだ。
- 作者: ねじめ正一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/08
- メディア: 文庫
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12時過ぎかな、さいごの一章はもう号泣しながら。
とてもよかった。
というか、タイミングが。
ここで出会うべくして出会ったと本当に感じる。
20才とか、その位で読むのはまだ早かっただろうなあ、と。
そして、お正月の厄落としの際の西新井大師のお坊さんの説法、
人はみんな、綺麗な玉をもって生まれてきますが、毎日どんどん汚れていってしまう、
でも、それは意識すれば、綺麗にしていける、っていうお話、それと、
この日観たヨガの番組で吉川めいが話していたヨガ的な生き方?
だから、なんというか、東洋的な宇宙観や死生観、
それらが一体となって、熊谷突撃商店のラストでどーーっと、押し寄せてきた。
強く意識していると、ちゃんと、それらのものはやってくるのが、
面白いと思う。
意識しつづけているだけで、ちゃんと発見できる。
偶然もおこる。
それが必然だと思えたりもきっとしたりする。
本の内容は、松田優作の妻の、松田美由紀さんの母、キヨ子さんの話。
ねじめ正一のあとがきがまた、よかったと思う。
キヨ子さんのまっすぐさや、ただのいい人じゃない部分がにじみでて、
あとがきでもまだ泣いてしまった。
本人の希望が、読んだ人が元気になるような本にしてくれるなら、
話をしてもいい、ということだったらしい。
もう彼女は亡くなられているけど、キヨ子さんの人生を尊敬する。
圧倒的な生。