吉本隆明芸術言語論〜沈黙から芸術まで〜 講演にいく


ほぼにち10周年記念企画の、吉本隆明の講演にサチといってきた。
83才の吉本さんは、予定していた1時間半をどどーーーん!と突き抜け、
結局、3時間休憩なしで、お話された。
おでこの上のあたりに手をかざすようにして、その上のあたりをみつめながら一心に話す姿は
「芸術」という言葉を体現していたと思う。


時々、体調などを心配した糸井さんが水をもってやってきたりするんだけど、
水をひとくち飲んだだけで、やっぱり話はとまらず。
何度か同じようなお話をされたりと、おじいちゃんらしいところも随所にみせつつ、
最後は「3時間たってしまったので、今日はこれでおしまいということにしましょうか」と
糸井さんに言われて、舌をだして頭をかく姿は、とってもキュート!
かわいい人・・・。


正直いって、今日きいたことでわからないことだらけだけど、
おなじ空間で、直接に、吉本隆明の言葉を体験できたのが一番のことだと思う。